投機と投資の違いとか、トレードは投資か投機か?とかよく言われることがあります。
投機は悪で、投資は善とか言われることも多いですね。
私のなかで投資と投機の違いについて考えてみました。
この違いは結構、色んな所で言われます。
明確な違いについてなんとなく腑におちる結論が出ましたので、シェアしたいと思います。
投機と投資の違いは、日銭を優先するか、資産の積み上げを優先するかの違いですね。
日銭を優先する場合は投機となり、マーケットの値動きに一喜一憂します。
投資の話をする場合、マーケットに振り回されるなという話はよく聞きます。
でも、トレードは投資ではなく、投機であり、日銭の獲得がゴールなので、相場の値動きに一喜一憂します。
当たり前です。
労働に近い位置づけなので。
労働と違うところは、かけた時間が確実にお金になるわけでは無いということです。
元本保証もないし、破産するリスクもあります。
どこかに雇われている職業トレーダーの場合は、損が出ようが何しようが、お給料はもらえます。
しかし、私やあなたのような一般の個人トレーダーはそうはいきません。
値動きとポジションががそのまま損益に直結します。
利益が出れば嬉しいし、損が出ると困る。
そのプレッシャーはなかなかきついものがありますよね。
失敗したら、現金が減るわけですから。
だから、余裕資金でやりましょう!と言われるわけです。
余裕資金でやらなきゃいけないのは、投資でも同じですが、投機の場合はより一層その傾向が顕著になります。
・トレーディングは投資ではなく投機であり給料の保証のない労働であるということ。
・日銭の獲得に重点をおいていること。
・トレードで得られる利益は資産ではないということ。
私が得た気づきの中で、この3点は非常に重要です。
でも、トレーディングはある意味投資でもあるんです。
そして、トレードを行うことで積み上がる資産は「お金じゃない」ということです。
積み上がる資産は何かと言うと・・・
トレードで積み上がる資産は、「勝つ技術」です。
正しいトレード技術を習得し、いつでもトレードで勝てる体制を構築する。
これがトレードにおける資産になるわけですよね。
この技術こそが私達のポケットにお金を入れてくれるものですから。
絶対に負けないあるいは勝率の高いトレード技術を身につけることができれば、こんなにうれしいことは無いですからね。
金持ち父さんの定義によれば、「資産はお金をポケットに入れてくれるもの」となっています。
マーケットに振り回されることなく、コツコツと資産を積み上げることが投資となります。
技術の向上=資産の積み上げ。
その技術でマーケットからお金を稼ぎ、その利益を積み上げて、本当の金融資産を作っていく。
こういう考え方でトレードに臨むとデモトレードも悪くないかなーと思います。
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