
値板を活用するとポジションがよく分かる
値板ってご存知でしょうか?
自分の持っているポジションを書き出して、常に眺めるためのものです。
私は、セブンイレブンで購入したLoftのスケッチブックを寝板に活用しています。
←こんな感じです。
左に買い、右に売りのポジションを書いています。
現在値とポジションの関係、ポジションのバランスがひと目でわかって便利です。
スマホで、証券会社のアプリで見るよりもポジションがわかりやすいです。
私は、楽天証券を使っていまして、アプリは使いやすいのですが、ポジションバランスは、値板のほうがわかりやすいです。
小さな投資で大きな効果が期待できる。
値板に使うノートは、とても安いですし、トレードをするならば、ぜひとも揃えておきたい道具です。
ノートと鉛筆と消しゴムがあれば、値板はすぐに作ることができます。
場帖は、日々の積み重ねが必要ですけど、値板は、ポジションを書き出せばいいだけですからね。
手間もかかりません。
まあ、これを作ったからと言って、すぐに勝てるようになるとは限りません。
ただ、勝つためのお宝情報や必勝法を探すよりも、よほど確実に勝ちに近づくものといえます。
自分のポジションを吟味する時間って、やっぱり大切だと思うんですよね。
トレードアプリだと、損益も一緒に表示されちゃいますので、雑念が入っちゃうんですよね。
純粋にポジションを考えるためには、損益情報は邪魔なものです。
現在値とポジションバランスの関係性を純粋に判断し、次の一手を決める。
このときに損益情報があった場合、それに引っ張られて、無理なポジ取りや、不要な損切りに走っちゃうことになりますから。
こういうことが冷静に考えられるポジションサイズに保つことが大切です。
まあ、損益情報に引っ張られて、ポジションを崩すようならば、それは、ポジションサイズが適切でないということですね。
ポジションサイズが適切かどうかの目安は、株価や為替のことを気にせず「ぐっすり眠れるか」どうかです。
もしも、気になって夜も眠れないならば、あなたのポジションサイズは不適切です。
ポジションを資金目一杯持たないと儲からないという誤解
確かに、ポジションを多く持てば、思惑通りに言った場合の利益は大きくなります。
でも、逆もまた然りです。
利益を出す、損を出すのは、確率は変わりません。最大50%です。
負けないトレードを身につけてから、利益を取りに行かないと危険です。
儲かるからと言って、危険なポジションを持ちすぎると、冷静なトレードができなくなってしまいます。
冷静さを欠くことが最も危険な状態です。
その危険な状態に身を置かないためにも、値板でポジションを確認し、冷静にトレードする技術を身に着けていきたいものです。
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